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第三話
ポル・フィン(ようやく)着工 |
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2004年1月6日、棟梁に言われた材木とか釘とか、針金とかを買って、午前11時、現地集合。 まずは地面に、紐を張って石灰で境界線を描きます。 公道の位置は棟梁がこの辺だって勝手に決めます。
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角材とコールタールを塗ったボール紙で番小屋を造ります。 ちなみに番人の日給は約千円です。
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翌日、基礎を埋める溝を掘りはじめました。 棟梁が鶴嘴を振るい、うん、これがメキシコの田舎家造りだって嬉しくなったんですが、思いのほか深く掘らないと硬い地層にぶつからず、ブルドーザーを入れて呉って音を上げてしまいました。 水は2キロほど先の水源から右の写真の水路で引いてくるんですが、それまで工事に使う分は、トラックで運んでタンクに溜めます。
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